【大人子供共通】効率の良い学習法2022年版
始めに「大人でも学習は可能!」
勉強してもなかなか知識が身につかないことを、年齢のせいにしていませんか?
「きっと自分の脳は、成長のピークを過ぎてるんだ。新しいことなんてそう簡単には身につかない……」もしそのように思っているのだとしたら、その考えは改めたほうがよいでしょう。
脳医学者の瀧靖之氏によると、実は、脳は何歳になっても知識や能力を得ることができます。ただ、大人の脳は子どもに比べて成長スピードが遅いうえ、大人は興味の対象が限定的になりがちなため、子どもの時と同じように何でもスムーズに覚えられることばかりではなくなってきます。そのため、学生の頃と同じようには知識を吸収できないように感じるというわけです。
大人になったからといって、脳の成長が止まったとか脳が衰えてしまっているというわけではありません。瀧氏によると、生涯勉強を続ければ、脳の老化は抑えられるのだそうですよ。
勉強前にしておくべき事。
●頭と机の上を整理しておく。
机の上がごちゃごちゃしていると、比例して頭の中も整理が付きません。
人は視覚から8割以上情報を吸収しますので、視界に入るものはスッキリさせておきます。
また、頭の中もスッキリさせておくポイントは
・今日やるべき事、やならい事をはっきりさせておく
・必要物は机の横に出しておく。
というのが重要です。
また、音楽も重要で、
外の雑音があるだけで集中力が欠けますので、
・携帯電話OFFにしておく
・音楽はジャズやクラシックなど歌詞がない静かなものを流す。
が理想的です。
あとは「雨のザーという音」も意外と集中できますので
ネットから「1時間分の雨の音」などを検索してダウンロードしておくのも有効です!
●仮眠を取る。
眠いのに勉強を頑張っても頭に入らずに、無駄な時間になる事があります。
その場合は短時間だけ仮眠をとるのがよいと思います。
ちなみに、厚労省の指針には、「健康成人を対象にした観察研究では、起床後、太陽の光を浴びて体内時計のリズムがリセットされてから15から16時間後に眠気が出現する」とあるので、朝6時に起床したとすると、夜9時から10時ごろです。
この夜の時間には就寝にはいるタイミングですので、
その時間に近いと今度は夜眠れなくなります。
そのため、お昼ごはんの後の14〜15時前後に取るのがよさそうですね。
●お腹を6分めくらいにしておく。
お腹が減ると集中力が欠けますし、いっぱいすぎると眠気が襲ってきます。
そのため、理想は6分目くらいの状態で望むのが良いです。
あとはナッツやガムなどを噛みながら取り組むのも良いです。
糖分も控えめなものが良いでしょう。